“刑場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいじょう50.0%
けいぢやう25.0%
しおきば25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「当日、都田川みやこだがわ刑場けいじょうで、伊那丸を太刀たちとりやく、それも呂宋兵衛とそちとに申しつけてあるが、用意万端よういばんたん、手ぬかりはあるまいな」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
差出し郡奉行其外掛役々かゝりやく/\へは出立の儀申渡す等其混雜こんざつかなへわくが如くなり茲に又九助は引廻しの馬の上にくゝられ既に相良さがらの城下はづれまで引れ來り今刑場けいぢやうのぞまんとする時江戸の方より來りし早打はやうち侍士さむらひ引止ひきとめられ檢使の役人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
霜夜の刑場しおきばとも思われる。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)