分隔わけへだ)” の例文
君には、わしは何一つ分隔わけへだてをしないが、話が話だけに、わしより経験の浅い人に話しをするのは、実はどうかとも思つてゐる。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)
ただ今日では男の子が四人、女の子が五人、塩梅あんばいに振分けになってると思うばかり、男女長少、腹の底からこれを愛しての毛ほども分隔わけへだてはない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)