“円木棒”の読み方と例文
読み方割合
まるたんぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広巳は飛びかかって円木棒まるたんぼうった。円木棒は松山の背に当った。松山は前方むこう向けによろよろとなって倒れてしまった。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
松山と半ちゃんは、その傘の中をくぐって一跨ひとまたぎの泪橋なみだばしを渡った。その時わかい男がつばめのように後から来て二人におどりかかった。壮い男は円木棒まるたんぼうを持っていた。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)