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公衆
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こうしゅう
ふりがな文庫
“
公衆
(
こうしゅう
)” の例文
が、もしこれが
他
(
た
)
の
所
(
ところ
)
においてはどうであろうか、
公衆
(
こうしゅう
)
と、
新聞紙
(
しんぶんし
)
とは
必
(
かなら
)
ずかくの
如
(
ごと
)
き
監獄
(
バステリヤ
)
は、とうに
寸断
(
すんだん
)
にしてしまったであろう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それで
公衆
(
こうしゅう
)
はあのイタリア人のじいさんがどんなふうにやるか。「
閣下
(
かっか
)
、いずれ明日」と言った
捨
(
す
)
てぜりふの意味がなんであったか、それを知りたがっていたのである。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
かれはこんどの大講会で、
南蛮流幻術
(
なんばんりゅうげんじゅつ
)
の
秘法
(
ひほう
)
をもって、
日本伝来
(
にほんでんらい
)
の
道士
(
どうし
)
がやる
法術
(
ほうじゅつ
)
の
幼稚拙劣
(
ようちせつれつ
)
なことを
公衆
(
こうしゅう
)
にしめしてやると、
浜松
(
はままつ
)
を立ってくるとき、
家康
(
いえやす
)
のまえで
豪語
(
ごうご
)
してきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
格子
(
こうし
)
の
外
(
そと
)
には
公衆
(
こうしゅう
)
が
次第
(
しだい
)
に
群
(
むらが
)
って
来
(
く
)
る。アンドレイ、エヒミチは、ミハイル、アウエリヤヌイチの
公務
(
こうむ
)
の
邪魔
(
じゃま
)
をするのを
恐
(
おそ
)
れて、
話
(
はなし
)
はそれだけにして
立上
(
たちあが
)
り、
彼
(
かれ
)
と
別
(
わか
)
れて
郵便局
(
ゆうびんきょく
)
を
出
(
で
)
た。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
芸人
(
げいにん
)
が長いズボンをはくものではないように思われた。
公衆
(
こうしゅう
)
の前へ
現
(
あらわ
)
れるには、短いズボンをはいて、その上にくつ下をかぶさるようにはいて、レースをつけて、色のついたリボンを
結
(
むす
)
ぶものである。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“公衆”の意味
《名詞》
公 衆(こうしゅう)
社会一般の人々。
社会学で、伝統や文化を共有し、共通の識見をもち、公共的なものに関心をもつ不特定多数の人々。
(出典:Wiktionary)
“公衆”の解説
公衆(こうしゅう)とは、共通の関心で結ばれている組織化されていない集団である。
(出典:Wikipedia)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“公衆”で始まる語句
公衆電話函