“公事師”の読み方と例文
読み方割合
くじし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丸屋六兵衛のしたことは、その頃の社会通念から言えば、いちいちもっともで、公事師くじしが束でかかっても、批弁の持込みようはありません。
亀の子草履に剥げっちょろの革の煙草入を腰にさげているところなどは、どう見ても田舎の公事師くじし
顎十郎捕物帳:01 捨公方 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
せば猾智かつち狡才かうさい賄賂を取るにあらねば其の周旋人をおだてる公事師くじしとならずば小股をすくふ才取さいとり
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)