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先殿様
ふりがな文庫
“先殿様”の読み方と例文
読み方
割合
せんとのさま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんとのさま
(逆引き)
お絹の仕えた神尾の
先殿様
(
せんとのさま
)
の墓はこの浜松の
西来院
(
さいらいいん
)
にあって、そうしてこの浜松の城下はお絹の故郷でありました。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
……この豊前へ来て、一時は、馬の
草鞋
(
わらじ
)
など作って、露命をつないでいたものじゃが、その後、倖せあって、当細川家の
先殿様
(
せんとのさま
)
、三斎公のお見出しに預り、今では当藩にみな御奉公いたしておる身じゃ
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この切髪の婦人というのは
先殿様
(
せんとのさま
)
の
妾
(
めかけ
)
であったので、殿様が
亡
(
な
)
くなって
殊勝
(
しゅしょう
)
らしく髪を切って、仮りに花の師匠となり、弟子というものもさっぱりないけれども
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
先殿様(せんとのさま)の例文をもっと
(3作品)
見る
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
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