ハジメ)” の例文
週期的に、この国を訪づれることによつて、この世の春を廻らし、更に天地のハジメに還す異人、又は其来ることマレなるが故に、まれびとと言はれたものである。
其宮廷の祭に於いても、主上が人々の上に臨んで宣布せられる詞章は、ハジメに、一度来臨した尊いまれびとの発言せられた、と信じられて来たものなのである。
而も其詞章は、天地のハジメ、国の元から伝はつてゐる、と信ぜられた一方、次第に無意識の変化改竄を加へて、幾多の形を分化した。又季節毎に異人の来訪を欲する心が、週期を頻繁にした。