“余韻嫋々”の読み方と例文
読み方割合
よいんじょうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふところより横笛を取り出して、親しい「曲」を奏し始める。澄んだ笛の妙音、風に伝わって、余韻嫋々よいんじょうじょう………舞台、しばらくは横笛を奏する文麻呂。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
間もなくもよおして頂いた、ハワイの官民歓迎会の、ハワイアン・ギタアと、フラ・ダンス、いずれも土人の亡国歌、余韻嫋々よいんじょうじょうたる悲しさがありましたが、ぼくは、その悲しさに甘く陶酔とうすいしている自分を
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)