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何商賣
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なにしやうばい
ふりがな文庫
“
何商賣
(
なにしやうばい
)” の例文
取する者も無なりしにぞ長庵今は
朝暮
(
あさゆふ
)
の
煙
(
けぶり
)
も
立兼
(
たちかね
)
るより
所々
(
しよ/\
)
方々
(
はう/″\
)
手の屆く丈
借
(
かり
)
盡して返すことをせざれば酒屋米屋
薪屋
(
まきや
)
を始め
何商賣
(
なにしやうばい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
拵
(
こし
)
らへるが
肝心
(
かんじん
)
なり
夫
(
それ
)
に
付
(
つき
)
彼川柳點
(
かのせんりうてん
)
に「
日々
(
にち/\
)
の
時計
(
とけい
)
になるや
小商人
(
こあきんど
)
」と
云
(
いふ
)
句
(
く
)
のありと申に長八は一
向
(
かう
)
分
(
わから
)
ず
夫
(
それ
)
は
何
(
なん
)
と云心に候やと云ば是は川柳點と云て物事の
穴
(
あな
)
搜
(
さが
)
しとも申すべき句なり其心は
何商賣
(
なにしやうばい
)
にても買つけの
得意場
(
とくいば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
持來りしかば半四郎イヤ釣はいらぬ夜中に
騷
(
さわ
)
がした
茶代
(
ちやだい
)
に
取置
(
とりおく
)
べしといひ
捨
(
すて
)
夫より盜人に向ひ汝よく聞け此程より彼是と二兩ばかりは遣ひしならんが
何商賣
(
なにしやうばい
)
にても
儲
(
まう
)
け
而已
(
のみ
)
あるものでなし時々
見込違
(
みこみちが
)
ひにて
損
(
そん
)
もすることあり
然
(
さ
)
れば今度から能々人の
目利
(
めきゝ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
商
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
賣
部首:⾙
15画
“何商”で始まる語句
何商
何商法