“仰向様”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおのけざま50.0%
あおむけさま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰向様あおのけざまに、火のような息を吹いて、身体からだから染出しみだします、酒が砂へ露を打つ。晩方の涼しさにも、蚊や蠅が寄って来る。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
敷いた座布団の上に、胸を匕首あいくちに刺されて仰向様あおむけさまたおれ、そのうえ喉へ止めを刺されております。胸を刺して一気に息の音を止める事は困難ですが、喉笛に止めを刺されては一とたまりもありません。