“仇十州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうじっしゅう66.7%
きうじつしう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仇十州きゅうじっしゅうの贋筆はおよそ二十階級ぐらいあるというはなしだが、して見れば二十度贋筆を買いさえすれば卒業して真筆が手に入るのだから、何の訳はないことだ。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
するとこれは古くなって処〻ところどころ汚れたり損じたりしてはいるが、なかなか叮嚀ていねいかれたもので、巧拙は分らぬけれども、かつて仇十州きゅうじっしゅうの画だとか教えられて看たことのあるものにた画風で
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
かつて仇十州きうじつしうの画だとか教へられて看たことの有るものにた画風で、何だか知らぬが大層な骨折から出来てゐるものであることは一目に明らかであつた。
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)