“亡兄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あに37.5%
ぼうけい37.5%
ばうけい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたたび街へ出ると、途中で従卒に野菜、穀類こくるい供物くもつ香華こうげの物などを買い調ととのえさせ、それを持って夕方また亡兄あにの家を
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その帰りに屋敷内に国から来て居る亡兄ぼうけいの朋友菅沼孫右衛門すがぬままごえもんと云う人の勤番きんばん長屋に何か用があってよった所が、其処そこに出入りの呉服屋か知らん古着屋か知らん呉服商人が来て何か話をして居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
花柳くわりうに身をはたしたるものゆゑはなしもおもしろく才もありてよく用をべんずるゆゑ、をしき人にぜにがなしとて亡兄ばうけいもたはむれいはれき。