二重にじゅう)” の例文
たたく真似をして見せ、二重にじゅうへ上り、下手に向ひて戸棚の前にしやがみ、雁首がんくびにてこちこちと錠をうちて明け「へえおつかさん、このとおりでござります」
しかも、この人造人間は、新兵器として作られてあることが、分ってきて、私は二重にじゅうにおどろかされた。
人造人間の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのうちしもが降り出した。自分は毎日伽藍がらんのような書斎に、寒い顔を片づけてみたり、取乱してみたり、頬杖を突いたりやめたりして暮していた。戸は二重にじゅうに締め切った。火鉢ひばちに炭ばかりいでいる。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二重にじゅう致命傷ちめいしょう
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)