“二重眼瞼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたえまぶた75.0%
ふたえまぶち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さほど高くない鼻だったが、円みを持った眉根まですっと通っていた。黒目の小さな二重眼瞼ふたえまぶたの眼が絶えず敏活に働いて、捉え難い閃きを放っていた。
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
睫毛の長い二重眼瞼ふたえまぶた、ツンと上を向いた可愛い鼻、豊な頬、椿の花びらの様な唇、その顔は物凄い程青ざめ、椅子の背中へやけに頭を押しつけているものだから、フサフサとした断髪が
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
二重眼瞼ふたえまぶちの眼がちらちらと動いていた。それが時々じっと真正面から覗きこんできた。
童貞 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)