“乙駁”の読み方と例文
読み方割合
おつばく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲論こうろん乙駁おつばく、なかなかにまとまらない。長い長い巻紙へ書き出してきたのを見ると、あたしが馬車へ乗って白無垢しろむくを着る——
絶命時刻と齟齬そごしている脈動や呼吸などについては、まさに甲論乙駁おつばくの形で、わけても、易介が傴僂ポット病患者であるところから、その点に関した偏見が多いようだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)