“乖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そむ77.8%
もと16.7%
もど5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人と人との交わりはなめらかに、そして心の願いは互いにそむかずに、音楽のように、諧和するでしょうか。これ私の一生の問題です。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
國民の性情や社會の状態にもともとつた揚句の果てに無理やりに作出さねばならぬ不自然の大事業ではあるまいか。成程勞して功なきもので有るかも知れない………
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
それをもどきましては、私はばちあたりますので御座います。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)