中有はした)” の例文
ただ眼が早くめ過ぎて、中有はしたに延びた命の断片を、運動でめるつもりで歩くのだから、それほどの興味は空にも地にも乃至ないし町にも見出す事ができなかった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)