“中山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかやま78.9%
ちゅうざん15.8%
ちうざん5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしは、私たちの村のちかくの、中山なかやまというところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまが、おられたそうです。
ごん狐 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
袁尚は、間一髪かんいっぱつの危機を辛くものがれて、中山ちゅうざん(河北省保定)方面へ逃げ走った。その時印綬いんじゅ旗幟はたじるしまで捨てて行ったので、曹操の将士からよい物笑いにされた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところ中山ちうざん大人物だいじんぶつは、天井てんじやうがガタリとつても、わツと飛出とびだすやうな、やにツこいのとは、口惜くやしいが鍛錬きたへちがふ。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)