“中山世鑑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうざんせいかん75.0%
ちゅうざんせかん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
案ずるに沖縄の港は牧那渡まちなととまり、那覇という順に開けたのであろう。察度さっと王時代に牧湊まきみなとが中山で重要な港であったことは、『中山世鑑ちゅうざんせいかん』に
浦添考 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
れは国相となる三年前、即ち慶安三年、はじめて沖縄の正史『中山世鑑ちゅうざんせいかん』を編纂して自国の歴史を教え、国相となってから『仕置しおき』を出してその政見を述べました
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
中山世鑑ちゅうざんせかん』などはいとも簡単に、「阿摩美久天上へ昇り五穀の種子をくだり」
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
沖縄の史学において、初期の王統を天孫氏と称え出したのは、『中山世鑑ちゅうざんせかん』または同じ著者の述作が始めであって、それは島津氏の沖縄入りよりは、また四十何年か後のことであった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)