“両三日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうさんち33.3%
りやうさんじつ33.3%
りょうさんにち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この両三日りょうさんちは、ただじっとしておりましても汗が出るくらいで、大変御暑うございます。——でも御変りもございませんで」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
予は少しく思ふよしあれば、其かうべで、せなさすりなどして馴近なれちかづけ、まかなひの幾分をきて与ふること両三日りやうさんじつ、早くも我に臣事しんじして、犬は命令を聞くべくなれり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「この両三日りょうさんにちはめっきりお暖かになりました。もうそろそろ花も咲くでございましょう」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)