不行屆ふゆきとゞ)” の例文
新字:不行届
其方儀そのはうぎ重四郎を同宿大津屋ゆう方へ入夫致させ候せつ身元みもとをもたゞさず世話致し候段不行屆ふゆきとゞきに付過料くわれうとしてぜに三貫文申付る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もし村民そんみん訓練くんれん不行屆ふゆきとゞきであり、あるひすことを第二だいににしたならば、おそらくは全村ぜんそん烏有うゆうし、人命じんめい損失そんしつたすけられた五十八名ごじゆうはちめいなかにもおよんだであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)