“不作”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふさく90.0%
はづれ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こめ不作ふさくのときは、こめあたいがるように、くわのあたいがって、ひろいくわばたけ所有しょゆうしている、信吉しんきち叔父おじさんは、おおいによろこんでいました。
銀河の下の町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それどころかもっと長い間うるさくつきまとうて居る不作ふさくと、それにともなった身を切る様な不景気が此等みじめな村々を今一層はげしい生活難に陥れた。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
今年は不作はづれだね、せてゐて、虫が多い、あの雨がさはつたのさ。間、どうだい、君の目的は
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)