“下松”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さげまつ66.7%
くだまつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下松さげまつまでは五里ある、花嫁殿は一里ごとに休み、そこで衣装を替え輿を替えてお立ちという次第だ。家を出たのが朝六時、下松へ着いたのが暮れ六時である。
そればかりではない下松さげまつ町にいま評判の成木持助という者がいる、大阪の大きな材木問屋の二男だそうで、つい十月ばかりまえ下松に二階造りの豪奢ごうしゃな家を建て
下松くだまつには日本石油、その他工場が近頃の景気で活動して居り、江の浦のドックにはウラジオからも船が入ります。
河村さんは下松くだまつの方につとめ口が出来て、あっちに家が見つかり次第ゆく由。下松は借家払底で、一畳一円で家がないそうです。河村さん、あなたのお体について心配していました。