“万方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばんぱう33.3%
ばんぼう33.3%
ばんぽう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「水を」と云つた刹那せつなの間、果して自分は医師として、万方ばんぱうを尽したらうかと云ふ、何時いつもの疑惑に遭遇したが、すぐに又自ら励ますやうな心もちになつて、隣にゐた其角の方をふりむきながら
枯野抄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
万方ばんぼう都合よくなるではないか。ここをな、おとよとくと聞き別けてくれ、理のわからぬお前でないのだから
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
それ律は大法を設け、礼は人情にしたがう。民をととのうるに刑を以てするは礼を以てするにかず。それ天下有司に諭し、務めて礼教をたっとび、疑獄をゆるし、朕が万方ばんぽうともにするをよろこぶの意にかなわしめよと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)