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コホロギ
ふりがな文庫
“コホロギ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
こほろぎ
語句
割合
蟋蟀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟋蟀
(逆引き)
百部は、
夙
(
ハヤ
)
くに写し果した。その後は、千部手写の発願をした。冬は春になり、夏山と繁つた春日山も、既に
黄葉
(
モミヂ
)
して、其がもう散りはじめた。
蟋蟀
(
コホロギ
)
は、昼も苑一面に鳴くやうになつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
もう外の叢で鳴き出した、
蟋蟀
(
コホロギ
)
の声を、瞬間思ひ浮べて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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