“とくしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
涜職73.7%
特色21.1%
瀆職5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の宗城伊十郎は越前家の勘定方に勤めていたが、重役に涜職とくしょく問題が起こったとき、その責任を負わされて退身した。
月の松山 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
このまちのサフランしゅは、ますます特色とくしょくのあるものとなりました。おんなは、とうのむかしんでしまったけれど、そのいろびてかもされるさけは、いくねんのちまでも、のこっていました。
砂漠の町とサフラン酒 (新字新仮名) / 小川未明(著)
我が国においてはいわゆる瀆職とくしょく問題という事が毎度やかましい。これ皆政治を秘密の中にもてあそぶところより来る弊害である。