“ドーム”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
円屋根31.3%
円蓋25.0%
穹窿12.5%
円頂塔12.5%
円頂丘6.3%
円塔6.3%
円屋6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
教会の金の円屋根ドームがひかった。月の光のとどかない暗い隅で、研屋の男の廻り砥石と肉切庖丁との間から火花が散り、金ものの熱する匂いがした。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
窓をおし開けて見ると、昇降場の磨硝子の円蓋ドームには水蒸気が白くたち罩め、その天井の高いところから、絶えず滴がたれ落ちていた。大気は湿って、寒かった。竜太郎は、思わず、身慄いした。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
大迦藍カセードラル穹窿ドームのやうに
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
海抜一万尺前後の標高を示して谷地(河内という称呼はおのずから谷地を暗示している)の四周に、あるいは尖塔ピンネークルとなり、あるいは円頂塔ドームとなって、むらがり立っているが、神河内は
日本山岳景の特色 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
外輪山壁にとりついて、噴煙の円頂丘ドームに面と向った時に、景色がまるで一変したという感じを受けた。
天地創造の話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
真中に突立った立派な円頂丘ドームからは、盛んに噴煙を見るという奇蹟の山が現出したのである。
天地創造の話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
降車口の屋根は、外から見ると、青銅の円塔ドームになっている。その内側の天井は純白に塗られて、巨大な蝙蝠こうもり傘のように、高く聳えている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
ホテルに閉じこもってやたらにお茶をむ。新寺院—— again ! ——円屋ドームが遠く霞んで窓から見るモスコーは模糊としている。
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)