“ダイヤ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:だいや
語句割合
金剛石92.9%
夜光石7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こん夜は、トム公のために、乾杯かんぱいしてやろうじゃないの。そして私は、この金剛石ダイヤの指環を、柳田のお狒々ひひさんに、二千円で売りつけてやるよ」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われは堅き金剛石ダイヤ
私たゞ樂な氣持でゐたいだけなんですの、山のやうな義理に押しつぶされないで。あなた Celineセリイヌ Varensバアレン に就いて仰しやつたことを覺えてゐらして?——あなたがあの人におやりになつた金剛石ダイヤだのカシミアの事を。
それが、ある時は金剛石ダイヤ入りの指輪だつた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
両肱りょうひじは骨立ち、両膝りょうひざは皮膜があらわで、傷口からは肉が見えており、銀の荊棘いばらの冠をかぶり、金のくぎでつけられ、額には紅玉ルビーの血がしたたり、目には金剛石ダイヤの涙が宿っている。
「手代りに、その右太吉とやらを頼んで下さい。妹のお幾さんの眼の玉を助けようと思つたら、——あの眼の玉は、歡喜天くわんきてん夜光石ダイヤよりも大事ですよ。あんな正直で情け深くて可愛らしい眼を、あつしも見たことはない」