“をしゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞もせぬ内其挨拶が成べなやといへば大膳は益々氣後せし樣子に伊賀亮も見兼みかねて大膳殿左程に案じ給ふならば極意ごくいをしゆべし先平石の口上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
即ち神ののりに従ひて生活するものにあらざれば、自然なる、幸福なる生涯を終る事能はずと云へる真理は、伯の著書に散見して、伯が世ををしゆるの真意をうかゞふに足るべし。伯は言へらく
トルストイ伯 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
寶澤はうたくと改めける感應院は元より妻も子もなく獨身どくしんの事なる故に寶澤を實子じつしの如くいつくしみてそだてけるが此寶澤はうまれながらにして才智さいち人にすぐ發明はつめいの性質なれば讀經どくきやういふおよばず其他何くれとをしゆるに一を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)