“ようちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヨウチョウ
語句割合
窈窕37.9%
膺懲33.3%
羊腸19.7%
杳窕3.0%
窃窕3.0%
瘍疔1.5%
贋懲1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は余の周囲に何事が起りつつあるかを自覚した。同時にその自覚が窈窕ようちょうとして地のにおいを帯びぬ一種特別のものであると云う事を知った。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
第一 病気の敵 今や我邦わがくに露西亜ろしあに向って膺懲ようちょういくさを起しました。我が海陸軍は連戦連勝の勢いでしきりに北亜の天地を風靡ふうびします。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
旌旗せいき色なく、人馬声なく、蜀山の羊腸ようちょうたる道を哀々あいあいと行くものは、五丈原頭のうらみを霊車にして、むなしく成都へ帰る蜀軍の列だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とにかく「爺さん」の誕生も、かくて杳窕ようちょうたる時の霞の奥にあることが想像されるのである。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
アーストロフ まったく、窃窕ようちょうたる美人だなあ。(テーブルの上の薬びんを改めてみる)
何でも灸の話らしく、手越てごしは万病に利き、桜井戸さくらいど瘍疔ようちょうと来ると天下一品だとか言った。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
義戦をとなえて、武田を贋懲ようちょうすべき時が到来したのである。
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)