“もろえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諸兄71.4%
諸枝28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三千代は始め美努王みぬのおおきみに嫁して葛城かつらぎ王(後の橘諸兄もろえ)を生み、後に、藤原不比等に再嫁して光明皇后を生んだ。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
エミの押勝おしかつになり、諸兄もろえになり、不比等ふひとになり、鎌足かまたりになり、だんだん昔へさかのぼりすぎて、どうも、私は、何をやつても、過ぎたるは及ばず、といふ自然の結果になつてしまふ。
風ひびく葉廣はびろ篠懸すずかけ諸枝もろえ立ちあざやけきさ火立ほだちあがれり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
風ひびく葉広はびろ篠懸すずかけ諸枝もろえ立ちあざやけきさ火立ほだちあがれり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)