“めやす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メヤス
語句割合
目安59.3%
標準22.2%
目標14.8%
目易3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
席次を目安めやすに人をる今の習慣を利用しようと思えば、随分友達をうらやましがらせる位置に坐り込む機会もないではなかった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
平生継子を標準めやすにおかないで、何とも思わずに暮していた彼女は、今その従妹と肩を並べながら、にぎやかな電灯で明るく照らされた廊下の上に立って
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
躍り上り躍り上り仏名を唱えつつ当時の日本国内六十万人を目標めやすに「光明」の文字を書いた賦算ふだを配って歩いた時宗の開祖一遍上人(延応元年に生れ正応二年に歿す)があります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
みなにくいがもととはへ、可愛かはゆいにもふかい/\えんがある……すればりゃにくみながらの可愛かはゆさ! 可愛かはゆいながらのにくさといふもの! からぢゃ! かなしいたはぶれ、しづんだ浮氣うはき目易めやすみにく