“めでたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目出度66.7%
愛度22.2%
可賀11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もって今日の盛なるにいたりしは、国のために目出度めでたきことというべし。
小学教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
隱し置やが愛度めでたき御家督にすゑたてまつらん必ず/\氣遣ひ仕給したまふまじと請合ければすけ十郎然らばかねて申通り勿々なか/\手延になり難ければ今明日の中是非とも御救ひ申べしどの道にも一と先爰許こゝもとへ御連申さんと堅く約束なしすけ十郎はいそぎ立歸りて此段建部郷右衞門にも話しければ建部も深く悦びつゝ夫よりひそかに右の由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一老夫いちらうふこゝに来り主人を拱手てをさげて礼をなし後園うらのかたへ行んとせしを、あるじよびとめらう夫をゆびさしていふやう、此叟父おやぢ壮年時わかきとき熊に助られたる人也、あやふいのちをたすかり今年八十二まですこやか長生ながいきするは可賀めでたき老人也