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めったやたら
ふりがな文庫
“めったやたら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
滅多矢鱈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滅多矢鱈
(逆引き)
その中には、ロシアの津々浦々、到るところで、馬を励ましたり、急き立てたりする時に浴びせる、いろんな掛声だの、
滅多矢鱈
(
めったやたら
)
な、あらゆる
罵
(
ののしり
)
り声だのが取り入れてあった。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
暗黒
(
くらやみ
)
で
固
(
もと
)
より見当は付かぬが、市郎は勝つに乗って
滅多矢鱈
(
めったやたら
)
に蹴飛ばす
中
(
うち
)
に、靴の
尖
(
さき
)
には
応
(
こた
)
えがあった。敵は猿のような声を揚げてきゃッと叫んだぎりで
霎時
(
しばらく
)
は動かなかった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
種目をならべると、数限りなく魚はあり、又その釣技方法も変化してくるが、何でも来いで
滅多矢鱈
(
めったやたら
)
に釣るよりも、一種の魚を狙つて、自分独特の釣り方を研究した方が面白い。
夏と魚
(新字旧仮名)
/
佐藤惣之助
(著)
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