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むろん
ふりがな文庫
“むろん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
無論
97.3%
勿論
2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無論
(逆引き)
無論
(
むろん
)
、部屋全体が暗いせいでしょうが、私はその丸いものが、余りに白々と、まぶしく見えるのを、ちょっと不思議に思いました。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それだのに、
私
(
わたし
)
の
家
(
いへ
)
までは
聞
(
きこ
)
えない。——でんこでんこの
遊
(
あそ
)
びではないが、
一町
(
いつちやう
)
ほど
遠
(
とほ
)
い
遠
(
とほ
)
うい——
角邸
(
かどやしき
)
から
響
(
ひゞ
)
かないのは
無論
(
むろん
)
である。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
むろん(無論)の例文をもっと
(50作品+)
見る
勿論
(逆引き)
勿論
(
むろん
)
、余り開けていない、山と山との間の村の出来事であった。黒い男を殺してしまうという考えもなくなってしまった。とても、その男は殺されるものでない。
悪魔
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その夜は非常に
吹雪
(
ふぶき
)
のした晩であった。普通の者は
迚
(
とて
)
も、この広い野原を歩けない。
勿論
(
むろん
)
道の付いている筈がなし、北西の風を
真面
(
まとも
)
に受けて、雪が
目口
(
めくち
)
に入って一足も踏み出せるものでない。
北の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
むろん(勿論)の例文をもっと
(2作品)
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