“みんかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
民間100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
民間みんかんにもこれをまなびて正月十五日正月にかざりたるものをあつめてもやす、これ左義長さぎちやうとて昔よりする事なり。これをさいの神まつりといふも古き事なり。
結びて懷姙くわいにんなしゝ一子なるが民間みんかんに成長して後未見みけん父君ちゝぎみ將軍と成しかば證據ものたづさへて訴へ出たるなればよしお世繼よつぎとせざるまでも登用とりあげてもて生涯しやうがい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
(そのむかしの天城四郎が、今では生信房しょうしんぼうといって、親鸞門下の有徳者うとくしゃになっている)という評判は、民間みんかんばかりではなく、そうした上級にまで、大きな感動を与えながら伝わった。その結果
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)