“まことに”の漢字の書き方と例文
カタカナ:マコトニ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今天下平均儀、まことに御忠節ゆゑ存候云云ぞんじそろうんぬん、御子孫永く疎略之儀有之間敷候これあるまじくそろと云ふ文句のある一札である。利章はこれを梶原平十郎景尚に渡して云つた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
此一部、伊達十三代稙宗朝臣ろくせしむるところ、在判ならびに家臣之連判、まことに重宝之書、頃村田善兵衛藤原親重令進上之処、破壊之間、令下二畑中助三藤原経吉新写
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
かんじけるまことに正直しやうぢき理非りひまつたふして糸筋いとすぢの別れたるが如くなりしとかや其後正徳しやうとく六年四月晦日みそか將軍家繼公しやうぐんいへつぐこう御多界ごたかいまし/\すなはち有章院殿と號し奉る御繼子けいしなく是によつて御三家より御養子ごやうしなり東照宮とうせうぐうに御血脉けつみやくちかきによつて御三家の内にても尾州公びしうこう紀州公きしうこう御兩家御帶座ごたいざにて則ち紀州公上座じやうざなほり給ふ此君仁義じんぎ兼徳けんとくにまし/\吉宗公よしむねこうと申將軍しやうぐんとなり給ふ其後そのご諸侯しよこうの心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)