“ほんかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本甲33.3%
本皓33.3%
飜攪33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬爪ばづのさしぐしにあるひと本甲ほんかうほどにはうれしがりしものなれども、人毎ひとごとめそやして、これほどの容貌きりよううもとはあたら惜しいもの、ひとあらうならおそらく島原しまばらつての美人びじん
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
当時道瑛令図だうえいれいとが猶すこやかであつた。抽斎の祖父本皓ほんかうの実子で、甲寅には七十二歳になつてゐた。令図の嫡子道秀富穀だうしうふこくは四十八歳、富穀の子道悦は十九歳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
粗放なる柏軒をして案辺あんへんの物を飜攪ほんかうせしむるは、蘭軒の耐ふること能はざる所であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)