“ふぢづな”の漢字の書き方と例文
語句割合
藤綱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたりはてゝかの藤綱ふぢづなにすがりてきしにのぼりしさまさるのごとし、はからず人のわたるを見て目をあらたにせり。
わたりは二十間あまり、橋のひろさは三尺にたらず、欄杆らんかんはもとより作らず、橋を渡りてむかひの岸に藤綱ふぢづなを岸の大木にくゝしげてあり。これすがりて岸にのぼるたよりとす。