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ふたりみたり
ふりがな文庫
“ふたりみたり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二人三人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人三人
(逆引き)
巨勢はわれ知らず話しいりて、かくいひ
畢
(
おわ
)
りし時は、モンゴリア
形
(
がた
)
の狭き目も光るばかりなりき。「いしくも語りけるかな、」と呼ぶもの
二人三人
(
ふたりみたり
)
。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
驛の兩側を流れ落つる小溪、それに
臨
(
のぞ
)
みて衣洗へる
少女
(
をとめ
)
の
二人三人
(
ふたりみたり
)
、
疎
(
まば
)
らに繁茂せる桑の畑などを見つゝ、
少時
(
しばし
)
が程行けば、果して山田屋といへる飮食店あり。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
しばらくして
小提灯
(
こぢようちん
)
の
火影
(
ほかげ
)
あかきが坂下より急ぎのぼりて
彼方
(
かなた
)
に走るを見つ。ほどなく
引返
(
ひつかえ
)
してわがひそみたる
社
(
やしろ
)
の前に近づきし時は、一人ならず
二人三人
(
ふたりみたり
)
連立
(
つれだ
)
ちて
来
(
きた
)
りし感あり。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
二人三人
(
ふたりみたり
)
走り来て、わが
其処
(
そこ
)
に立てるを見つ。皆
瞳
(
ひとみ
)
を集めしが
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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