“ひとあめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
一雨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんの坂本までは、見えているほど近い距離。一雨ひとあめあるとも、一鞭ひとむちの間に着いてしまう。——懸念すな。懸念すな」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして一雨ひとあめ降ればすぐに雑草が芽を吹きやがて花を咲かせ、忽ちにして蝶々ちょうちょう蜻蛉とんぼやきりぎりすの飛んだりねたりする野原になってしまうと、外囲そとがこいはあってもないと同然
焼けしうへ一雨ひとあめそそぐゆふだちのしめり涼しく土の香の立つ
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)