“はいちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蠅帳50.0%
拝聴33.3%
敗兆16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水屋か蠅帳はいちょうへ一応入れて置かなければならない。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
拝聴はいちょうしていたんだよ。なかなかうまいもんだねえ。おかげで、ぼくはすっかりおなかの皮をよってしまったぜ。
妖怪博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
景隆の炳文へいぶんに代るや、燕王其の五十万の兵を恐れずして、其の五敗兆はいちょうを具せるを指摘し、我これとりこにせんのみ、と云い、諸将の言を用いずして、北平ほくへい世子せいしに守らしめ、東に出でゝ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)