“のぼりみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上路50.0%
昇路50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんなはちょうどかけひの水に、嫁菜の茎を手すさびに浸していた。浅葱あさぎしずくする花をたてに、破納屋やれなや上路のぼりみちを指して
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかしこの四つの章を読みしのみにては足らず、その間にはさまる各章を読むは、あたかも昇路のぼりみち及び降路くだりみちにおいて金銀宝玉を拾うがごとくである。ゆえに四十二章全部を心に留めねばならぬのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)