“のはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
野原98.7%
原野0.6%
郊原0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでは、家畜かちくたちがちょうど野原のはらにいるのとおなじように、すきなように草をたべたり、遊んだり、けまわったりしています。
さるほどに黄金丸は、主家を出でて幾日か、山に暮らし里に明かしけるに。或る日いと広やかなる原野のはらにさし掛りて、行けども行けども里へは出でず。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
冬の雪はやはらかなるゆゑ人の蹈固ふみかためたるあとをゆくはやすけれど、往来ゆきゝ旅人たびゝと宿しゆくの夜大雪降ばふみかためたる一すぢの雪道雪にうづまみちをうしなふゆゑ、郊原のはらにいたりては方位はうがくをわかちがたし。