“ともの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
伴野15.0%
友野5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳もなく不徳もなき有様なれども、のちにここに配偶を生じ、男女二人ににんあいとものうて同居するに至り、始めて道徳の要用を見出したり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
駒場こまばの医者山田文郁ぶんいく浪合なみあい増田ますだ平八郎に浪合佐源太さげんたなぞの顔も見える。景蔵には親戚しんせきにあたる松尾誠(多勢子たせこの長男)もわざわざ伴野とものからやって来た。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
振返って見ると、同級生だった友野とものが、にやにやしながら立っていた。
腐った蜉蝣 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)