“てさば”の漢字の書き方と例文
語句割合
手捌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の身の上は町人と交際つきあいもする身の上だがまさか町人と縁組をするもいやだし、何か手捌てさばきも出来るような柔和な屋敷者で、遊ばせ言葉で無ければと仰しゃる、そうかと云って不器量ふきりょうでもいかんし
おい手捌てさばき美しく、にしきを、投ぐるよう、さらさらと緒をめて、火鉢の火に高くかざす、と……呼吸いきをのんで驚いたように見ていたお千は、思わず、はっと両手をいた。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
直ぐには答えないで、手捌てさばきよく茶をいで
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)