“つまびら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツマビラ
語句割合
68.1%
30.4%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何をどうしたのかつまびらかではないが、蛇毒をうけて瀕死ひんしのハルクは、ついに自らの手で、自分の太ももを切断することに成功したのだ。
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「誰々と、いちいちつまびらかには聞き及びませんが、左右の御近臣数名と、お小姓衆三、四十人ほどお召し連れとのみ伺いましたが」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曰く、『昼もまた知らざるところありや』と。先生曰く、『なんじよく昼の懵々ぼうぼうとしてき、蠢々しゅんしゅんとして食するを知るのみ。行いて著しからず、習いてつまびらかならず、終日昏々こんこんとして、ただこれ夢の昼なり。 ...
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)