“ちゅうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
注視47.1%
中支17.6%
中止17.6%
仲氏5.9%
忠摯5.9%
駐止5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加瀬谷少佐は、戦車のはねとばす土を、頭からかぶりながら、熱心に、地下戦車の廻転錐のところを注視ちゅうしする。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして、その父親ちちおやが、中支ちゅうし戦線せんせんで、激戦げきせんさい戦死せんしげたというらせがとどいたので、さすがに、いえのものはじめ、むら人々ひとびとは、まったくゆめのようながしたのであります。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、そのおとこは、ねらいを中止ちゅうしして、そんならきみてるかといって、れいちゃんをにらんだそうよ。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
号を仲氏ちゅうしと立て、台省官府だいしょうかんぷの制を布き、龍鳳のれんにのって南北の郊を祭り、馮氏ふうしのむすめを皇后とし、後宮の美姫数百人にはみな綺羅錦繍きらきんしゅうよそおわせ、嫡子をたてて東宮と僭称せんしょうした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の父杉百合之助ゆりのすけ敬神けいしん家にして忠摯ちゅうし篤実とくじつなる循吏じゅんりなりき。彼の母児玉氏は、賢にして婦道あり、姑につかうる至孝、子を教ゆる則あり、仁恕じんじょ勤倹きんけん稼穡かしょくの労に任じ自から馬を牧するに至る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
なにゆえに国家の威力をもってすれば天体の運動さえ駐止ちゅうししうべきほどの効用ありと信じ、なにゆえに常備軍は国家に欠くべからざるものと信じ
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)