“だんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暖気57.1%
暖氣28.6%
煗氣14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすむこと一里半にしてきふ暖気だんきかんず、俯視ふしすれば磧礫間温泉おんせんありて数ヶ所にづ、衆皆くわいぶ、此処はあざはな或は清水沢しみづさはと称し
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
かれなが時間じかん氷雪ひようせつあひだわたつたのち、一ぱいつめたい釣瓶つるべみづそゝぐことによつてこゝよよい暖氣だんきあかつたあしかんずるやうに、僅少きんせうあるものかれ顏面がんめんひがんだすぢのべるに十ぶんであるのに
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
呼氣は煗氣だんき、嘘氣は出氣、呵𡁱𡀗三氣は科解にも全く此の字體無しとあり、全く字の體を以て義と爲さずとあるから、たゞ其の帶ぶる聲を取るので、呵氣は「かー」又は「ハー」といふ聲を帶びた氣
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)