“たんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
短槍41.7%
淡窓16.7%
丹槍8.3%
單層8.3%
噉相8.3%
炭層8.3%
短鎗8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信長は我流でデッチあげた痛快な餓鬼大将であったが、少年時代に、短槍たんそうの不利をさとって、自分の家来に三間半の長槍を用意させたほど用心ぶかい男であった。
織田信長 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
これは出鱈目でたらめでもなく、即興の反芻はんすうでもなく、岑参しんしんの詩を、淡窓たんそうの調べもて、正格に吟じ出でたものであります。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
すなわち閉じたる城門を開け放ち、姜維は銀鎧ぎんがい金鞍きんあんという武者振りに、丹槍たんそうの長きを横にかかえ、手兵二千に、鼕々とうとうと陣歌を揚げさせて、城外へ出た。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本にほん往時わうじ高層建築かうそうけんちくはおほくなかつた。たゞたふには十三ぢうまであり、城堡ぜうほうには七ぢう天守閣てんしゆかくまであり、宮室きうしつには三層閣さうかくれいがあるが、一ぱんには單層たんそう標準へうじゆんとする。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
第一の過程を壊相えそうとか、第二の過程を血塗相けつとそうとか、第三を膿爛相のうらんそう、第四を青瘀相しょうおそう、第五を噉相たんそうとか云う風に説いていて、まだこれらの相を諦観ていかんしないうちは、みだりに人に恋慕したり
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
炭層たんそう千歳ちとせうづもる蓮の実も芽を吹き花の日に匂ふちふ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
それは決して易々やすやすなんていうものではなく、東平府の総指揮には、双鎗将の董平とうへいという万夫不当な将軍があって、よく兵を用い、二本の短鎗たんそうを使い、いくさのかけひきには神出鬼没で
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)